こんにちは!向上 条です。
仕事で「叱られた…」という経験、誰にでもありますよね。
特に新人や若手の頃は、慣れないうちにミスをして注意されることも多く、
つい「もう信用されてないかも…」なんて落ち込んでしまうもの。
でも実は、叱られた“あとの行動”こそが信頼アップのチャンスなんです!
💭 言い訳してしまって後悔した…
💭 謝ったけど気まずいまま…
💭 そもそもどう振る舞えばいいかわからない!
そんな悩みを持つ方に向けて、この記事では
「叱られた後に信頼を勝ち取るためのコツ」を、
上司として“叱る側”の視点と、私自身が“叱られた側”として感じたことの両方から、
リアルな体験を交えてお伝えします📝
叱られた経験を、成長のきっかけに変えていきましょう!

🧭叱られたとき、どう思われている?
「叱られた…もう信頼されてないかも」
そんなふうに落ち込んでしまったこと、ありませんか?💭

でも、上司が叱るのには“理由”があります。
そして、叱った側がどう感じているかを知ることで、受け止め方も少し変わってくるはずです。
現場で若手を育てる立場として私が意識しているのは…
✅ ミスの再発を防ぐため
✅ 成長のきっかけを与えるため
✅ “期待している”からこそ伝える
という点です。
よく誤解されがちですが、「叱る」と「怒る」は違います。
怒るのは感情の爆発ですが、叱るのは“相手の成長を願う行動”なんです。
私自身、叱るときにはこんなことを心がけています。
- ❌ 大声を出したり、感情的にならない
- 🧑🏫 相手の性格やタイミングを考慮する
- 👀 落ち込みすぎていないかを気にかける
- 💬 後に引きずらない雰囲気作り(声かけなど)
叱ったあとはあえて
「大丈夫?」「調子どう?」といったフォローの一言を添えることも。
叱られた側にとってはつらい出来事かもしれませんが、
上司の立場からすれば「信頼を取り戻すチャンスを渡したい」という想いが込められていることも多いんです✨
❌ 信頼を失いやすい“もったいない行動”とは?
叱られたときの対応ひとつで、あなたの評価は大きく変わります。

素直に受け止めれば「この子、伸びるな」と期待され、
逆に態度や言葉で誤解を招くと、「今後の指導は難しそうだな…」と距離を置かれることも。
ここでは、特に“やってしまいがち”な4つのNG行動をご紹介します!
【1】言い訳から入ってしまう
「でも自分は悪くない」「それって○○さんのせいでは?」と、
反射的に“正しさ”を主張してしまった経験、ありませんか?
私の部下にも、こんなケースがありました:
ミスを指摘したとき、「私は間違っていません!」とすぐ反論。
よく聞くと、指示について間違った捉え方をしていたようです。
でも、「まずはごめんなさい」の一言があれば、話の進み方は全く違ったはずです。
📌 ポイントは、“まず受け止める”こと。
「すみません、確認不足でした」と一言添えたあとで、「実はこういう事情もありました」と伝えれば、言い分も聞いてもらいやすくなります。
【2】不機嫌な態度をとる・ムスッとする
口に出して反論しなくても、表情や態度で「納得してないです」アピールをしてしまう人も…。
たとえば:
指摘を受けたあと、視線をそらす・腕を組む…など、
無言でも「不満」を伝えてしまっているケースは意外と多いです。
叱る側としては、「このまま話を続けていいのかな…?」と戸惑い、
かえってフォローしづらくなってしまうことも。
😐 小さなリアクション(うなずく、メモを取る)だけでも、「聞く姿勢」が伝わります!
【3】沈黙してしまう(リアクションがない)
叱られると頭が真っ白になったり、何を言えばいいか分からなくなることもありますよね。
でも、黙ったままだと相手に「伝わってない」「何を考えてるか分からない」と思わせてしまいます。
特に新人の場合:
「はい」とも「すみません」とも言わず、無言で立っているだけ…
そんな様子を見て、「ちゃんと理解してくれてるのかな?」と不安になることが多いです。
🔍 たった一言でもいいので、「ご指摘ありがとうございます」「今後気をつけます」など、反応を返すようにしましょう。
【4】開き直る・逆ギレする
疲れていたり、納得できなかったりして、つい口をついて出るこんな言葉…
「そんなに完璧にできないですよ」
「今は私のミスばかり責められてる気がします…」
「じゃあ自分でやってくださいよ(心の声)」
これ、叱る側にはかなりダメージ大です…。
📌 とくに“上司も人間”。逆ギレや開き直りに対しては「指導が通じない」と判断されがちです。
💡 一歩引いて、「この場は一度受け止めておこう」と自分をコントロールできる人は、実はとても評価されやすいです!
こうした“もったいない行動”は、意識すれば必ず防げます!
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叱られたあとの信頼回復には、実は「報連相の質」が大きく影響します。
👉 ⚙評価される人は「報連相」がうまい!現場で信頼される伝え方の“5つのコツ”
🌱叱られたあとに信頼を勝ち取る「4つの行動」
ここでは、叱られたあとに逆に信頼に繋がるかもしれない4つの行動をご紹介します!

✅ 1. まずは「すみません」と伝えよう|素直なひとことが信頼をつくる
叱られたとき、つい言い訳したくなる…そんな気持ち、すごくよくわかります。
でも、まず最初に「すみません」と伝えるだけで、相手の受け取り方が変わるんです。
✔「あ、すみませんでした…!」
✔「言われて初めて気づきました」
完璧な謝罪じゃなくてOK。
「ちゃんと受け止めてるな」と感じてもらえることが大事です!
✅ 2. 一度落ち着こう|感情のまま話すと、もったいない!
悔しさや納得いかない気持ちがあっても、まずはひと呼吸。
その場で言い返したくなるけど、落ち着いてからの方が、自分の伝えたいこともちゃんと伝わります。
✔ メモして後から話を整理する
✔ 気持ちが落ち着いたら「さっきの件、もう少しお話できますか?」
感情ではなく“行動”で返すことが、信頼につながります!
✅ 3. 小さな変化でもOK!「次こうします」で前向きアピール
叱られたあとは、“次こうします”の一言が効きます!
✔「今後はメモを取るようにします」
✔「確認してから動くように意識します」
すごい改善じゃなくていいんです。
「前に進もうとしてる姿勢」が伝わるだけで、印象がガラッと変わります!
✅ 4. タイミングを見て、改めて話しかけてみよう
叱られた直後は、相手も自分も気まずいもの。
でも、少し時間がたったときに「さっきはありがとうございました」と声をかけられると、それだけで一目置かれます!
✔「さっきの件、ちゃんと考えてみました」
✔「教えてもらえて助かりました」
一言あるだけで、「この子、ちゃんと向き合ってるな」と伝わります♪
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「改善したいけど、時間がない…」という方には、こちらの記事も参考になります。
👉 ⚙️改善したいけど時間がない人へ|忙しい現場が変わる最初の一歩と考え方
📝信頼される人の特徴と行動の本質
ここからは少しだけ“上級編”です。
ただ、これを頭の片隅に置いておくだけで、まわりとグッと差がつくようになりますよ!
◎ 素直さ+地頭の良さ
「すみません」「ありがとうございます」と素直に受け止められる人は、それだけで信頼を得やすいです。
でも実は、信頼される人の多くは“ただ素直なだけ”ではありません。
上司の言葉を一度しっかり受け止めた上で、自分の中で整理・取捨選択しているんです。
「ここはすぐに直そう」
「これは背景を確認しておこう」
「この部分は、実は自分の考えのほうが理にかなってるかも?」
こんなふうに、一度全部を受け入れてから、自分の頭で考えて行動している。
この“地頭の良さ”が、より信頼を厚くしていきます。
◎ 関係性に合わせた対応ができる
叱られたとき、正しさだけで突っ走ってしまうと、摩擦が起きやすくなります。
信頼される人は、“相手との関係性”も踏まえて振る舞いを選んでいます。
たとえば──
・上司が明らかに勘違いしていたとしても、まずは一旦受け止めて落ち着く。
・あとから冷静に「実はこういう事情がありました」と伝える。
相手を立てつつも、冷静に伝えることができる人は、仕事がしやすくなるだけでなく「大人の対応ができる人」と評価されます。
◎ 「言い訳しない=自分を否定すること」ではない
ここがいちばん誤解されやすいポイントです。
叱られたときに何も言い返さずに謝ると、
「自分の非を全部受け入れてしまった」
「間違ってるって認めたことになる」
──そんなふうに感じてしまうこと、ありませんか?
でも実は逆なんです。
言い訳しないのは、“自分を責めている”わけじゃない。
むしろ、“素直に受け止める力”があるということ。
間違いを認めることは、自分を下げることではありません。
「この人、ちゃんと自分を振り返れる人なんだな」
と、周囲からはむしろ“信頼の証”として見られます。
必要以上に気負うことはありません。
でも、ちょっとした心の持ちようで、叱られた場面が「信頼されるきっかけ」に変わるのです。
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信頼される人が意識している“習慣”については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
👉 🚀 若手社員はここで差がつく!製造業で“成長する人”がやっている習慣5選
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🔚 まとめ|叱られることは信頼のきっかけにもなる
「叱られる=マイナス」と感じたこと、誰しもあると思います。
でも実は──
叱られた瞬間こそ、あなたの“本当の価値”が試されるチャンスなんです!
✅ 感情的に反応せずに受け止める
✅ 素直さと行動力で信頼を積み重ねる
✅ 相手との関係性も考慮して、対応を工夫する
✅ 「叱られたあと」の言動で、周囲の印象は大きく変わる
叱られたことをきっかけに、評価を上げる人もいれば、
同じ出来事で信頼を失ってしまう人もいます。
だからこそ大事なのは、“何を言われたか”より、“どう行動したか”。
🌱 落ち込むのではなく、「どうすればよかったか」「次どうするか」を考えること。
それができれば、あなたは確実に一歩前進しています。
叱られたことも、あなたの財産になりますよ♪
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